ISBN:4757515499 荒川弘 スクウェア・エニックス 2005/11 ¥600
 
 ウチの近くの書店には通常版しか置いてなかったんだけれども、やっぱり特典の4コマが欲しくなって買ってしまった。
 
 ……12巻が余ってしまったい 笑
ISBN:4776792338 ほしのゆみ 宙出版 2005/10/06 ¥924

 超有名サイト ttp://members.jcom.home.ne.jp/hsnym/ の単行本。
 やっと読んだ。
 ホントはサイン会にも行きたかったくらいだけど仕事やらでパス。
 見ていて、ほんわか温かな気持ちになれる。本も同じ雰囲気だった。

鋼の錬金術師 12

2005年11月21日 読書
ISBN:4757515731 荒川弘 スクウェア・エニックス 2005/11/21 ¥410
 
 初めてじゃないか? カバー取った背に飛んでる人が居ないのは。
 
 スピード感はあるけど、謎が解けたというところがないから「おあずけ感」は免れない。
 
 とりあえず、ぐらとにーさま大活躍だから許す(笑

リアル(5)

2005年11月18日 読書
ISBN:4088768825 井上雄彦 集英社 2005/11/18 ¥620
 
 どうしてこの人はこんなにすごい漫画を描けるのだろう、と思う。
 続きが見たい、登場人物たちには絶対に幸せになってほしい、と強く思う。
 
 これを読んで胸を熱くしないバスケットマンは偽者。
 これを読んで自分も必死になろうと感じないバスケットマンはダメ人間。
 
 けっこうまじめに、そう思う。
 他のマンガを見る前にこれを読むべし。
ISBN:4797467703 星野茂 新風舎 2005/08 ¥1470
 
 もともと社会科学系の学問は苦手なのだが、とてもわかりやすい本であった。例として設定された状況がわかりやすく、どんな罪の相当するのかが明快である。
 
☆人の物を盗む。
 ……窃盗罪。10年以下の懲役。(最低は1ヶ月)
☆盗みをはたらいた者が、逃げるためや盗品を取り返されまいとして、捕まえようとした人にひどい暴力や脅迫を加えた。
 ……強盗罪に相当する。最低で懲役5年、最高で20年。
☆強盗が相手にケガをさせた。
 ……強盗致傷罪。最低で懲役6年、最高は無期懲役。
☆強盗が相手を死亡させた。
 ……強盗致死罪。最低で無期懲役、最高は死刑。 
 
☆夜の学校に行き、10枚の窓ガラスを割り、ペンキのスプレーで校舎に落書きをした。
 ……建造物侵入罪は確実。
 ……器物損壊罪により5年以下の懲役など。
 ……もしくは建造物損壊罪により5年以下の懲役など。
 
☆いじめられていることを先生に相談し、それからさらに脅された。
 ……脅迫罪となり、2年以下の懲役。
☆さらに人を脅迫して、「ちょっと来い」「これを買え」「あれをするな」などと、行う義務のないことをさせた。
 ……強要罪。3年以下の懲役。
 
☆授業中に騒いで「静かにしろ」と注意されたことに腹を立て、先生につかみかかり、突き飛ばす。ケガは無いが授業が10分間中断した。
 ……市立・区立など公立の教員の場合は公務執行妨害罪となり3年以下の懲役もしくは禁錮。
 ……私立の教員の場合は偽計業務妨害罪もしくは威力業務妨害罪。公務執行妨害罪と同様の扱い。
 ……足元に物を投げつけた、ゴミをばらまいた、爆竹を鳴らしたなど、暴力や脅迫が仕事を妨害するのに充分であるならば、実際に仕事が妨害されたかどうかにかかわらず成立する。
 
☆線路に石を置くなど、鉄道に危険を発生させた。
 ……往来危険罪。2年以上の懲役、最高は20年。
☆その行為が原因で電車が転覆する、または破壊される。
 ……往来危険列車転覆(破壊)罪。3年以上の懲役、最高は無期。
☆死者が出るほどの事故になる。
 ……往来危険列車転覆(破壊)致死罪。無期懲役もしくは死刑。
 
 
 いやはや、すごいな。
 
 学校は、人を罰するためにつくられているのではない。
 しかし。
 学校というものは、社会の中に存在する施設でもある。
 
 教員は、法律のプロでも、犯罪を裁くプロでもない。
 いつかひょっとしたらそちらのプロの手を借りなければならない日が来てしまうのかもしれない。
 できれば別のプロの手は借りたくはないが。

古今和歌集

2005年11月5日 読書
ISBN:4003001214 佐伯梅友 岩波書店 1981/01 ¥735
 
 なんか写真が無いのもさみしいので岩波文庫を。
 実際に読んでいるのは「新日本古典文学大系」なのですが。
 
 
 実のところ、詩歌はあまり好きじゃありませんでした。
 大学でいちおう万葉集の授業を取ったけれど、どちらかと言えばそれは単位のため、あとは教授の人格が尊敬できたから。
 
 
 それが、どうして気にかけるようになったのかというと、前の勤務地にいた時に「恋のウタ」という本があることを教えてもらったから。
 さらにものすごく気にするようになったのは、昨年度の短歌の授業をやってから。
 石川啄木から寺山修司まで、10人を越える歌人を取り上げ、短歌のグループ発表をさせ、それの評価をしたという壮絶な時間だった。各歌人でノートを一冊ずつ作って、いくら調べても調べきれない中、学習内容の取捨選択をして毎時間毎時間タイムアップになるぎりぎりまで粘って授業の展開を考えた。なにしろ、調べたグループによって同じ歌人・同じ歌であっても全くちがうレジュメが出てくるのである。玉石混淆を目の当たりにして、玉であれば良い飾り台に載せてあげたいし、石であれば場合によっては激しく磨き上げるようでなくてはならぬ。
 ともかくも、狂気に近いなと我ながら思いつつ勉強して、それ以降、詩歌に関心を持つに至ったわけである。
 

「あー、大学に行って勉強したい」
 そう、しみじみ感じる。
 
 どんなに必死になっても、師がいるかどうかがとても大切だということを実感しているから、よけいにそう思う。
 独学も熱意も、なくてはならぬものだ。
 けれども、我流に陥り、果ては「自分は充分やった」と錯覚することが怖い。
 
 
 建設的な意味で、退職して勉強をしたいとも思わなくもない。そういうための研修制度なんかはこの職場には無いから。……まあ、そんな金銭的余裕も、再就職を必ずできるという自信もないし。

 次善は、副担任をさせてほしいな、とか。
 もしくは同じ学年を連続してやりたい、とか。
 副担任をやる(もしくは担任・副担任ともになく学年付きになるだけとか)ことで、教科担当としての仕事に力を傾けたいな、そうするともっとましな授業をできるかな、と思う。
 同じ学年で担任をやれば、過年度の蓄積があるから授業にしても行事にしても漏れがないようにできるし、目の前にいる生徒により向き合うことができるような気がする。
 
 ともかく、「学校生活の流れ」も「学習教材」も同時に新しいものをやるという仕事がこの勤務地に来てからずっと続いていて、徹底してやれていないことを、ちらと後悔めいて思うことがあるのは事実だ。
 
 
 もちろん、思うようにならぬ環境にただ手をこまねいているだけではない。生徒たちには、(うるさくも)「現実に対して不満のみを言うな」と言っておりますゆえ。
 
 いろいろ仕組んでみているんだけれど、そのひとつにこの日記も含まれている。
 
 漫然とでも書き連ねていると、振り返って自分が何を考えていたか、忘れていても思い出すことができる。
 「思考のバックアップを取っている」と言っても良い。
 
 あとはありがたいことに、webはリンクとかアクセス元とかを追跡できる機能があるから、それをたどるとより有益なものにぶつかる可能性が多々あるということ。
 自分の欲しい情報や考えたこともない新鮮な発想がやってくるのだ。涙して感謝してます。
 「東方から賢者がやってきた」なり「カモがネギしょってやって来た」なり、せきね(仮名)が喜んでいると思ってくんなまし。
 ↑こら
ISBN:4043570015 三枝克之 角川書店 2001/02 ¥740
 
 万葉集はクラシック(古典)ではなくてポップスだったんだ、という新鮮な気持ちになることができる文庫三部作。
 「せつなくて」
 「愛しくて」
 「つのる想い」
 相聞歌から60首×3冊で取り上げられている、恋の歌と若手女性写真家の作品とのコラボレーション。
 
 2001年刊のくせに今なお新鮮なのがポイント。
 もっと言えば「奈良時代の人たちの気持ちも、今に通じるものがあるんだなぁ」と感じさせることができる本だというのがさらにポイント。
 だから、古文の本でおすすめは、というと真っ先にコレになるんだけどね。
 
 
「学校で勉強することは、実は大切なことかもしれない」
 そういう思いを持つことができたら、どんなにすごいことか。
 その思いを持つことができないだけに、将来の可能性を大きく断ち切ってしまう中高生がいかに多いか。

 数学や英語や社会や理科や、他の科目はわからない。
 けれど。
 国語がいかに大切かについては、自分でいつでも語ることができるようにしたい、と思っている。
 (ひとことで言えば「自分を豊かにする」ということにつきると思うが)
 
 なんだけどさ。
 2年前に中等部へ持ってきた時に、「教室にエロ本を持ってきた教員」ということになってしまったのだ。
 つくづくサイテーだ、文学とエセ芸術の区別もつかぬバカどもだ、クソもミソもいっしょにする暴論だ、と相当憤慨したものだ。
 もっとも、「思いたいように思う」「評価したいように評価する」傲慢さを知るにつけて、以降は「仕方ないか」と思うようにはなったが。
 
 どちらにしても思い出深い本である。
 またこの本を読んで、「古典をいかにして現代的課題・普遍的テーマをもつ教材であると理解させるか」に考えを巡らすことになる。
 わたしがやっている仕事に誇りを持つことのできる時間である。
ISBN:4381079558 ゼンヨージススム 山海堂 2004/05 ¥1575
 
↑だからさぁ、著者は斉藤吉一という方なのですが(汗)
 (amazonのデータベースなんだろうけど、なんとかならんかな…)
 
 帯には"『一坪の庭の宇宙に遊び、一茎の花に自分を見る。これは楽しく実用的な人生の書』谷川俊太郎氏推薦" とある。
 
 たしかに、読んでいて楽しかった。
 
 園芸関連の本は基本的に実用書。
 だから当然ながら植物の植え方・育て方などの技術についての解説がメインとなる。
 けれど、この本を読んでから改めて思う。
 「趣味の割には技術先行が甚だしくないかな」ということに。
 
 そりゃあ花の育て方が解らなきゃどうしようもないんだけれど。
 でも。
 苦しむばかりが趣味じゃあないだろう。
 
 園芸の解説書でありながら、趣味って何だろう、ということにも視点を広げてくれる良書だと思う。
ISBN:4833450089 出来斉 プレジデント社 2005/04/21 ¥1400
 
 斜め読みそのさん。
 
 
 今週の火・水・木、午前は授業参観、午後は保護者会。
 授業に予習が要るのだから、保護者会に予習が要らないということはあるまい。そう思って、今回の保護者会用には3冊だけ読んだ。ホントはもっと勉強して親御さんにお会いしないといかんと思っているのだが、なにぶんにも仕事の手際が悪いことがたたってコンナモンになってしまった。
 期末試験、文化祭、成績処理、通知票配布、博物館見学、体育祭、保護者会、予定は全部出ているのだからもう少しなんとかせねばイカンよな。
 自分にはハードなスケジュールなのだと予測は付いていたから、ペース配分、である。生徒とともどもに、良き「これから」を目指していかないと。
 
 
 授業にしても、生徒指導にしても、保護者の方と会う時にしても、いわゆる「その場でなんとかなっちゃう」局面での対応が優れた教員も世の中にはたくさん居るのだが、残念ながらせきね(仮名)にはそういう天分は無いらしい。
 ……「らしい」と書いてしまったところが、才能に対する未練である。
 せきね(仮名)の頭のてっぺんから足の先までドコをドウ切っても、天才性なんか見えない、ということだ。(度量が無いから、他人に言われるとさすがにイヤだけど)
 
 けれど、それでは済まされない。
 できる限りのことはするべきであるし、生徒のそういう「けなげさ」や「努力」を認め、教員みずからも率先垂範の姿勢を見せるのが学校という世界の在りようだろう。
 
 だから予習した。
 伝統もあり高い評価を受けている私立、その私立を目指すための学校外教育システム、公立の話題校。
 
 一冊の書籍で、100%明確な形で示されているわけではない。
 けれど「本を積み上げる」ことによって、「誇り高き私立の在りよう」「毅然たる教職員」「理想的な保護者」「目指すべき学校と家庭との連携」が見えてくるはずだ。
 
 
 で、まあ今日の保護者会なんだけどさ。
 「3日目だから余り物デース」なんて和やかに始まりました。
 それもまた良し。ちゃんちゃん。
 
 ……勉強したのがもったいないから、後でクラスの保護者会があったら使おうかな。
 ↑貧乏性だよね

SAPIXメソッド

2005年10月27日 読書
ISBN:4534038879 杉山由美子 日本実業出版社 2005/03/17 ¥1575
 
 斜め読みそのに。
 
 私立中学に通う生徒は、いちおうこういう勉強をしてきた受けてきたわけだ。
 こういう勉強を。 
ISBN:4872576160 佐藤勝 イーストプレス 2005/09 ¥1470
 
 斜め読みそのいち。
 
 どうでもいいが……タイトル長いな。
ISBN:4163673504 岡村啓嗣 文藝春秋 2005/08/01 ¥2600
 
「のだめ」を読むようになって以降、音楽の世界もおもしろいな、と思うようになった。
 といっても、何か音楽を始めたわけではなくて、音楽をやる人はどんなことを考えて日常を送っているのだろう、という関心を持ったわけだ。
 
 「JRのコマーシャルで出てくるこの人、どんな人?」って思っていたら、こんな本があったので。
 
 高校生。
 ヴァイオリニスト。
 音楽家一族。
 ニューヨーク育ちの日本人。
 空手二段。
 インコが好き、犬が好き。
 JR大好き電車オタク。
 夜にエレキギターを弾いて、時々母親に怒られる。
 本棚には大学受験の参考書と「サスケ」と「いちご100%」。
 
 
 思いっきり、ふつーだと思う。
 
 家には、代々続くもの。
 自分には、課され為すべきこと。
 そして。
 将来に対して思うことと、今楽しんでいること。
 
 とても、普通だ。

XXXHOLiC(7)

2005年10月25日 読書
ISBN:4063720810 CLAMP 講談社 2005/10/17 ¥560
 
 熱心なファンには失礼な発言にも取れるだろうが、CLAMPは仕事上手だ。
 
 おそらく、まかり間違っても"第一部・完"のような不様な終幕はなさそうだし、"終わった話がまだ続く" ということもなさそうだ。(これはきっと漫画家にとってもイヤなことだろうな、と思う。)
 
「ツバサ」にしても、これにしても、"最初と最後" は決めてあるのだろう。
 けれど、"途中" がとても希薄だ。
 キーポイントはあるのだろうが、それはもう大体出してあるんじゃないだろうか。
 後はいつでも、商業漫画の都合によって、"終わりの始まり" にする事ができるのだろう。きっと。
 
 個人的には、「ツバサ」の途中の希薄さは薄味過ぎて好みに合わず、「ホリック」ならばまだ読む気になることができる。
 
 まあ、少年誌と青年誌の違いかな。
ISBN:433407619X 田中芳樹 光文社 2005/09/22 ¥820
 
 「今更出たって読まんよなー」と思っていたのに、つい買って、おまけにすぐに読んでしまった。
 この作者は甘やかしてはイカンと思うのだが(笑
 
 最初に出会ったのが角川文庫で4巻まで出ていた頃だった。
 あの時は中学生だったような?
 
 しょーがねーなーと、思う。
 いや、本の内容ではない。
 
 この本を起点にして。
 やって来て、過ぎ去っていったものを思うと、「しょーがねーなー」と苦笑せざるを得ない。

不思議な少年(4)

2005年10月23日 読書
ISBN:4063724719 山下和美 講談社 2005/10/21 ¥610
 
 自分の中で、本当に好きなコミックになっている。
 
 すごいなーと思う本の作者に女性が多いのだが、最近とみにその傾向が強くなってきた。
 
 女子生徒の中で、小説書いて入賞しちゃったらしい子が居る。
ホントすごいなー、読みたいなー、授業でやりたいなー、って心からの賛辞を込めて言ったら、「絶対ヤですー」とか「言わなきゃ良かったー」とかという返事になってしまった。
 
 感性がオヤジなのかのー。
 でも。
 オヤジでも、良いものは良い、と思うんですよ。はい。
ISBN:405302031X 学研編集部 学研 2005/09 ¥1575
 
 別に、おれにこの本が必要になるような子供が居るワケじゃない。居てもそうおかしくはない年齢ではあるが。
 
 今、目の前にいる生徒・保護者が判らなくなる時がある。
 文学的に言えば「人は計り知れない」という表現になるが、教員としてはそれで済むわけでもない。
 
 過去を見れば現在がわかる。
 現在を見れば未来もまた予測できよう。
 過去・現在・未来。連綿とつながってゆく時を意識すれば、世界は違った姿を見せるのではないか。
 
 
 せきね(仮名)自身は、中学受験をしなかった。中学と言えば地元の公立しか頭になかった。後になんかのついでに「私立に行くと言うのではないかと思っていた」と小学の担任が言っていたらしいと聞き知り、そういう選択肢もあったのかと気がついたくらい遠い世界であったことは確かである。
 
 それはそれとして、「わからん」でいて良い筈もない。
 というわけでこのような本も読む。
 
 感想。
 行きたいなあ、私立。(笑)
 読んだら行きたくなるし、子供がいたら行かせたくなるよ。
 だって、大事な子供なんだから。
 
 そういう紙面になっているもの。
 おれがこう言うのもナンだけど、私立ってよさげだ。
 
 
 もっとも。
 解説や紹介の行間なんかから、ふとした疑問がよぎるわけだ。
 ホントかな、という。
 おれのような同業者だったらそう思うけれど、受験する人たちには「実際に出かけてみないと見えないこと」は少なからずあるんじゃないかと思う。
 
 ちなみに。
 ウチの学校の情報、3年前のものです。「首都圏版2006」と銘打ってありますが。
 英会話教室の紹介写真と部活動リストが古い。わたしが顧問をしている部活が入ってないので(苦笑)
ISBN:4811807529 高橋由為子 太郎次郎社エディタス 2005/08 ¥2100
 
高橋由為子氏は絵で、監修は千葉保氏。
 
 小学校の社会で取り上げられそうな題材だが、述べられていることはけっこう深いと思った。
 他にも調べるとかなりの奥行きがありそうな話題のような気がする。
ISBN:4806713015 杉山経昌 築地書館 2005/02 ¥1890
 
 本屋で普段は見ない売り場に立ち寄って、ふらっと買った。
 けっこうおもしろく読んだ。
 
 サブタイトルに「脱サラ農業のススメ」とあるくせに、ヒロイックでもイデオロジックでもないところがまた良い。
 
 農業をした時もなく、それでも田畑に立った筆者が持っていたのは。
 分析力であり、シミュレーション能力であり、win-win折衝法だった。
 
 どんな仕事であれ、そこで得たスキルを生かすも殺すも本人次第なのだな、と素朴に感心した。

8月で。

2005年8月31日 読書
けっきょく、8月中に漫画を127冊は読んだ。

D.Gray-man 1〜5
 
蟲師 1〜6 
 
医龍 1〜8

N’s あおい 1〜5
 
ムヒョとロージーの魔法律探偵事務所 1
 
海猿 1〜4
 
結界師 1〜2
 
築地魚河岸三代目 1〜13
 
逆境ナイン 1
 
20世紀少年 1〜6
 
 
「何事も100回やらないとわからない」という言葉があって、なるほど、漫画でも100冊も読むと判ってくることがある。
 
 なんというか。
 今の自分が望んでいるものの方向が見えてきたような気がした。

台風だって。

2005年8月26日 読書
…ということで、学校の仕事は全部停止と昨日に決定される。
 
夜から朝にかけて相当激しかったけれど、昼にはどうということのない1日に。
 降ってわいた臨時休校だから、有り難く思って過ごすわけですが。
 

 昨日の雨が降る前から貸本をため込んで引きこもりに備えていたわけですよ。
 しっかし、今月の後半だけで相当マンガを読んだなぁ。今までにないくらい。
 
 

福地翼「うえきの法則」1〜8
 天界獣の出たあたりでぐったり。後付の設定みたいで、なぁ。少ない「才」とやらでピンチをくぐり抜けていくあたりが良いんじゃないかと思っていたから、もう読み続けようとは思えない。
 しっかし、1年C組の植木君か。いや、なんでもないよ、なんでも。
 
 
藤田和日郎「からくりサーカス」1〜5
 気付けばあの「うしおととら」よりも巻数かさねているんだよね。とっても今からは買っていく気力がないのだけれども、貸本で追っかけてみようかなとは思った。
 
 
三条陸・稲田浩司「冒険王ビィト」1〜9
 この人は絵で得をしていると絶対に思う。強敵が出ました、やっつけました、さらに真の敵がいました、ってだけだから。 
 
 
和月伸宏「武装練金」1〜8
 これもただバトル、っていう感じだよな。
 何が残るって……変態蝶仮面?(w
 

沙村広明「無限の住人」1〜16
 ただ単純に斬り合いしているだけなんだけど。なんでこんなに読んでいるんだろぅ。我ながらよく判らない。絵柄だけなのかなぁ。
 
 
八潮路 つとむ「檄〜大塩平八郎の道」上・下
 歴史物のマンガ、けっこう好きかもしれない。うーむ。
 
 
山本英夫「ホムンクルス」1〜5
意味不明狂人ワールド。
 
 
巻来功士「ゴッドサイダーセカンド」1〜4
 ドラゴンボールなんか目じゃないパワーインフレぶり。4巻で地球壊すなよ。……以下続刊? さらに話を続けるなよ(w
 
 
あきやまひでき「昆虫鑑識官ファーブル」1〜2
 意外で興味深いんだけど、殺人事件なんかにまつわる虫って気持ち悪さはぬぐい去れないな、とは思う。
 
 
羽海野チカ「ハチミツとクローバー」1〜7
 1巻を読んだ。つまらなくて途中寝た。
 7巻を読んだ。まぁふつうに読めた。
 他の書評にあった"甘じょっぱい"人間関係って、判るんだけど。……まだ冷静になれないということだろーか(^^;;
 ということで、残念ながらその間と続巻は読まないだろうなぁ。
 
 
佐々木倫子「Heaven?」1〜6
 おもしろくない。ぜんっぜんおもしろくない。
 マヂでこんなオーナーはイヤなんですけど。ガマンして読んだけれど全然報われなかった。かなしい。
 

浦沢直樹「PLUTO」1〜2
 これはイイ。鉄腕アトムを読みたくなった。……けれど原作を読んでも微妙なんだろうなぁ。
 

ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」1〜3
 今までにない野球マンガだと思う。野球に関心があってもなくても一度読んでみるといいかもしれない。
 
 
井上雄彦「REAL」1〜4
 なんで今までマトモに読んでこなかったんだろう、って後悔させられた。ぱらっと立ち読みしかしてなかったのだ。
 マンガ読むヤツはみんながコレ読まないとだめだろーって感じだ。最新刊が出たら全部まとめて買うことにした。
 
 
 ……76冊読んでる。
 8月中に100冊目指してみようかな?(笑

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