元井太郎の古文読解が面白いほどできる本
2006年5月7日 学校・勉強
ISBN:4806121223 元井太郎 中経出版 2004/11 ¥1365
あれ。けっこう売れている本なのに画像がなさげ……
今日の「長い放課後」が終わって、読んだ。
なかなか楽しい。
中間まででメインとなる古文教材の読解が、あらかた終わる。
特進クラスで、「文法テストするから」と予告したとおりに実施。
90%の正解で合格ということにした。
不合格がクラスの中で約25%。
担任に許可を得て、放課後の教室に残して補習・再試験。
しかも再試験するごとに合格ラインが上がっていくというルール付き。
矛盾しているのかどうかよく判らないのだが。
休み時間や放課後に生徒の意外な良さを知ってものすごく嬉しく思うのもおれ自身の気持ちだし、授業での格式やら学ぶことへの真剣さをやたらに求めるのも同じくおれ自身の気持ちである。
……まあ、二重人格者ではないと思いたい。
「内職するヤツと寝るヤツに、くれる単位は無ぇよ」が持論である。
保健室に行けば、欠課になる。
なれば。
ずっと寝ているヤツが、出席になるはずがないではないか。
他の教科の宿題なり、携帯でメールのやりとりなり、違うことをしているヤツが、授業に参加しているわけがないではないか。
まあ、かといって別にぶちきれる必要もなく。
ガイダンスでそういう話をして、あとは生徒たちの様子を見て、黙って成績を付けるだけである。
で、放課後のその再試験。
どうしてもつまずく生徒がいて、「もうやめとく?」と訊いてみた。合格ラインを少しずつ上げていったが故に、もはや満点以外では不合格となってしまっていたのである。
見た目からして、いかにもいっぱいいっぱいになっていた。
耳から湯気が噴き出していないのが不思議なくらいである。
実のところ、補習の間じゅう、授業での方の気持ちがずっと出ていた。生徒につらく当たる方の自分である。
だから、もしやめたら「こいつもそんな程度の生徒かな」と自分は思ってしまうんだろうな、と予測していたのだが。
しかし決して「やめる」と言わないのである。
4時過ぎから6時30分あたりまで挑戦し続け、逃げもせず、ルールどおり満点を取って合格した。
結局、特進クラスの全員が文法ミニテストに合格したことになった。
うーむ。
今まで「特進クラスの半分くらいを入れ替えてやろう」ぐらいに思っていたのだが。
もちろん国語担当だから、国語の成績で、という意味である。
どうすればそうなるのか。
ごく簡単に言えば特進だろうが一般だろうが同じ問題を解いて、上から国語の順位を出していけばいいわけだ。
特進クラスが上から40番まで並んだら、特進クラスの勝ち。
上から40番までで、特進クラスの生徒が半分くらいのランクインだったら、一般クラスの勝ち。
うーむ。
国語担当、変わらんかなあ。
おれが一般クラスの全部を担当して、違う人に特進の担当をしてもらって、そうすると楽しいんじゃないかなあ。
おれが優秀なんだと思っているのでは決して無くて。
ましてや特進クラスに含む所なぞ微塵もなく、むしろこんなおだやかな気持ちで仕事をさせてもらえることに、担任と生徒たちへの感謝の気持ちが日々増すばかりなのである。
けれども。
もはや学校の体制として成績別クラス編成が布かれてしまったのだから、いっそ「追う立場」の方が工夫もできて楽しかろうというものだ。
埒もないことを延々と妄想してしまった。
我ながらしょうもない。
あれ。けっこう売れている本なのに画像がなさげ……
今日の「長い放課後」が終わって、読んだ。
なかなか楽しい。
中間まででメインとなる古文教材の読解が、あらかた終わる。
特進クラスで、「文法テストするから」と予告したとおりに実施。
90%の正解で合格ということにした。
不合格がクラスの中で約25%。
担任に許可を得て、放課後の教室に残して補習・再試験。
しかも再試験するごとに合格ラインが上がっていくというルール付き。
矛盾しているのかどうかよく判らないのだが。
休み時間や放課後に生徒の意外な良さを知ってものすごく嬉しく思うのもおれ自身の気持ちだし、授業での格式やら学ぶことへの真剣さをやたらに求めるのも同じくおれ自身の気持ちである。
……まあ、二重人格者ではないと思いたい。
「内職するヤツと寝るヤツに、くれる単位は無ぇよ」が持論である。
保健室に行けば、欠課になる。
なれば。
ずっと寝ているヤツが、出席になるはずがないではないか。
他の教科の宿題なり、携帯でメールのやりとりなり、違うことをしているヤツが、授業に参加しているわけがないではないか。
まあ、かといって別にぶちきれる必要もなく。
ガイダンスでそういう話をして、あとは生徒たちの様子を見て、黙って成績を付けるだけである。
で、放課後のその再試験。
どうしてもつまずく生徒がいて、「もうやめとく?」と訊いてみた。合格ラインを少しずつ上げていったが故に、もはや満点以外では不合格となってしまっていたのである。
見た目からして、いかにもいっぱいいっぱいになっていた。
耳から湯気が噴き出していないのが不思議なくらいである。
実のところ、補習の間じゅう、授業での方の気持ちがずっと出ていた。生徒につらく当たる方の自分である。
だから、もしやめたら「こいつもそんな程度の生徒かな」と自分は思ってしまうんだろうな、と予測していたのだが。
しかし決して「やめる」と言わないのである。
4時過ぎから6時30分あたりまで挑戦し続け、逃げもせず、ルールどおり満点を取って合格した。
結局、特進クラスの全員が文法ミニテストに合格したことになった。
うーむ。
今まで「特進クラスの半分くらいを入れ替えてやろう」ぐらいに思っていたのだが。
もちろん国語担当だから、国語の成績で、という意味である。
どうすればそうなるのか。
ごく簡単に言えば特進だろうが一般だろうが同じ問題を解いて、上から国語の順位を出していけばいいわけだ。
特進クラスが上から40番まで並んだら、特進クラスの勝ち。
上から40番までで、特進クラスの生徒が半分くらいのランクインだったら、一般クラスの勝ち。
うーむ。
国語担当、変わらんかなあ。
おれが一般クラスの全部を担当して、違う人に特進の担当をしてもらって、そうすると楽しいんじゃないかなあ。
おれが優秀なんだと思っているのでは決して無くて。
ましてや特進クラスに含む所なぞ微塵もなく、むしろこんなおだやかな気持ちで仕事をさせてもらえることに、担任と生徒たちへの感謝の気持ちが日々増すばかりなのである。
けれども。
もはや学校の体制として成績別クラス編成が布かれてしまったのだから、いっそ「追う立場」の方が工夫もできて楽しかろうというものだ。
埒もないことを延々と妄想してしまった。
我ながらしょうもない。
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