現状認識。

　1限目が時間ぴったりに終わって職員室に戻る途中、今年度にチームを組んでいる先生の授業が見えた。
　
　慌てる。
　……いや、何でそこまで進んでるの、っていう。(^^;;
　
　6限目にチーム会議があって、各クラスの授業進度の確認その他もろもろ。
　……ぐはっ。
　
　放課後に廊下をぶらぶらしていた、せいたろー、しょうちゃん、かっちゃん、あそえーた、やまと君、しょーたろー、スバルくんたちをつかまえて、いろいろ聞く。
　せいたろーとしょうちゃんとやまと君の国語のノートを見せてもらって、脳内で授業の様子を再構築してみる。
　……うひゃ。
　
　たとえ同じ教材だって、教員によってその見せ方は全然ちがってくる。
　それにしても……だいぶ違うかな……授業の様子。
　
　せきね(仮名)の方が慣れているからと甘えてくる生徒たちにはキックを入れて、「きっちり勉強しろ〜」と言うのだけれど、ともかく授業進度から考えても、なるべくこちら側から合わせていかないと良くないっぽい。うーむ。
　
　年度初めでのんびりと時間稼ぎなんかは全くしていない。そうではなくて、国語の勉強のための共通認識を教室の中に作ろうとしてきた。だから、時にふざけているようでも内心はけっこう大まじめだったりする。
　
　とりあえず、授業の進度を追いかけていかないと。
　内容を端折らない。
　生徒に勉強させる。
　他のことにも応用も利く。
　時間をかけない。
　どこをどうすればいい？
　
　
　せきね(仮名)スタイル・NEOが出てこないと、かもしれない。
　なんとかせんと。
　自分式に狭くまとまるのはよろしくないから。
　余計に勉強に対して熱が入る気がする。
　これはこれで、いい修行である。