おとなの小論文教室。
2006年2月10日 読書
ISBN:4309017444 山田ズーニー 河出書房新社 2006/01/07 ¥1365
糸井重里が帯に書いている。
まるで鉛筆のように、
その身を削って教える
先生がいる。
本気ってのは、
ほんとに強い。
ほんとスゴイ。
曰く。
こういう識見を持ち、文章を書くことができるようになりたい。
糸井重里が帯に書いている。
まるで鉛筆のように、
その身を削って教える
先生がいる。
本気ってのは、
ほんとに強い。
ほんとスゴイ。
曰く。
新しいものをつくるとき、かならず、空中分解のような、自分が不安定な状態を通過する。なぜなら、いままでのやり方、経験が、まったく生きない領域に、自分は「いる」からだ。当然、ゆきづまりになり、どんづまりになる。すごい。
そこでは、たった1メートルの距離が歩けず、
自分は、自分かと疑い、
何をやっているか、どこにいるのかもわからなくなってくる。
ゆきづまらなかったら、いままでの延長線上でものをつくっているということだし、まったく新しい領域に足を踏み入れたいなら、かならず、ゆきづまらなければならない。これはあたりまえのことだ。
「限界突破」と人は、ひと口に言うが、自分の「限界」がくることと、それを「突破」することの間には、ながい、長い、空中分解期間がある。
こういう識見を持ち、文章を書くことができるようになりたい。
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