よくよく考えてみると授業が1回なくなったおかげで、前期期末までにできることが減ってしまった。
 
 今までの予定ならば、4回もしくは5回の授業で教科書の説明文を学習して試験に突入。
 それが。
 3回もしくは4回の授業時間数。
 最初の授業は漢字検定過去問テストなので、どう考えても残り2回の授業では説明文を終わらせることはできない。
 おまけに「夏休み中の宿題」の回収もありますので。
 
 授業に割り当てられる時間は、いちばん短いところで45*2-7*2=75。
 これで授業最初にだらだらしたり、作業指示をきっちり確認していったらさらに時間が減る。
 
「仕方ないですね。教材を変えましょう」
 ということで、説明文から詩に変更。
 
 …詩。
 ……詩。
 ………詩かよ! ←自分で決めたんだけどさ。
 
 詩や短歌や俳句を授業するって、おれにとってはホント難しい。
 
 詩の技法だけではなく。
 ただ読んだよ、っていうだけでなく。
 「授業として成立させる」ということが、殊の外に。
 
 試験範囲に仕立てると同時に、ちっこい解釈で終わらせない多重な受け止め方、そんな授業にしたいのである。
 
「ココはこう読むぞー!」と。
「ココはこう読んでもいいんじゃないかナー?」の。
 ふたつの世界が見える授業にしたいなあ、と思う。
 
 それが。
 かつて大学で。
 教授から学び、畏友から学んだことへの報恩だと思うから。
 
 
 ともかくも。
 台風が吹き飛ばしていったものは。
 
 授業準備をし直すことになったことでの、おれの土日の休み。
 準備していた説明文の授業。
 考え始めていた試験問題案。
 
 あ……なんかヒドくないか?(泣)

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