昨日夜の教職員送別会から帰宅後、激しい悪寒。すぐに嘔吐。
 水を飲んでも吐くありさま。
 
 寝て起きても体温は37.8度。悪寒は止まず、関節は痛む。
 さらにトラブルもあって、1時間目終わりに出勤。
 
 同僚たちに多大な迷惑をかけてしまいながらも授業に出る。
 こんな日に限って特別授業・4コマ連続の予定であったりする。外部模試の答案返却と問題の解説、春休み課題の提示がその内容である。
 チームを組んでいるウメザワ先生が「わたしがやりましょうか」と言ってくれるが、そのウメザワ先生だって3コマ授業が入っている。半分自習にして、どうにかして同時に2クラスを見てくださるつもりなのだろう。本当に有り難い心づかいだと思いつつも、1コマめに続いてご迷惑をおかけできない。意地だけで教室に行った。
 
 きっと、ただの意地だけであっただろう。
 立っていれば足がふるえる。
 話をすれば吐き気がする。
 歩けばめまいがする。
 黒板に向かえば手を付いてへたり込みそうになる。
 当然のように、教室内で今・誰が・どんな作業をしているか(していないか)などはほとんど把握できなかった。
 チャイムぴったりで授業を終わらせることを信条にしているくせに、時間配分も何もあったものではない。
 
 ひとりでベンキョウするよりマシだから、ガッコウが在る。
 みんなでベンキョウしたほうがマシだから、ジュギョウが在る。
 このシステムの存在意義を、たかだか一個人の体調でないがしろにしてよいものでも無いだろう。
 
 まして。 「最後の授業」。
 
 たくさんの先人たちが、教壇に最高の敬意がはらわれていた時代からの先人が、教育者として通り過ぎていった、「最後の授業」なのである。
 その場にいないなどという選択肢があるはずもない。
 
 ともかくも、"最低から3番目"の状態で「最後の授業」を終えた。(きっと1番めは欠席、2番めは途中退場あたりだろうと思う)
 
 
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 放課後。
 
 ただぐったりしていたせきねの指示をよく受け入れてくれて、「小さな親切委員」の3年生たちが、今まで集めたプルタブを箱詰めしてボランティア団体に送る手配をしてくれた。感謝。
 ハヤシ君、キミ、高等部行かずに来年せきね組になってくれんかね?(笑)
 
 明日開催のミニ文化祭「垂れ幕」の作成を、監督であるせきねが思うに動けないところでありながら、実行委員の装飾係とタカハシ先生・マツイ先生とが動いてくださって、ものすごく良いものができあがった。3年生の子たちと、女子ばかりの中でも手伝ってくれたイノウエ君、特に塾の時間ぎりぎりまで手伝ってくれたトサ君に大感謝。
 
 来年度中学3年古典の新採用教材の選定を、国語科の先生たちでしてくださった。一番居なければいけないせきねを気遣っていただいた。有り難い。
 
 なんとしても報恩感謝せねばならぬ、この大感謝。
 
 
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 最低限のことが終わってから、病院へ行った。
 
 ごくごく簡単に言うと「腹痛」。情けないことである。
 極度のストレス、疲労、風邪、微熱、そこに慣れない食事、と全部が合わさって内臓が故障した、といったところであるらしい。
 内蔵の機能が回復するまで食事を摂らないことを指示され、採血と便検査、そして点滴を受けた。
 
 腕に点滴の針を打たれ、うす明るい天井を眺めながらぼんやりと過ごした。
 
 
 我ながら、サイテーな日々だったかもしれない。
 願わくは、これが笑い話になる日が少しでも早く来るように。

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