登校後すぐに全校集会。
のちにホームルーム。
期末試験結果の個票配布。
学級通信を配り、手短にルール変更について発表。
=============================
良い成績を取るために
いよいよ後期の開始である。
全校集会ののち、期末試験の個票を配布した。
期末試験での勝敗、良い点数であったか、悪い点数であったか、その原因は明らかである。
勉強をやったか、やらなかったか。
より具体的に言えば、このようになる。
宿題を期限までにきちんと提出した者は良い点数を取り、期限を大幅に過ぎれば過ぎるほど惨憺たる点数を取った。
この傾向が、中間試験の時には当てはまらないように見えた生徒も居た。
おそらくクラス替えや教科担当が違ったことへのとまどいなどがあったのだろう。
しかしそれでもあきらめず、歯を食いしばるような思いで地道に自宅学習を続けた者が、今回の結果を比較的良いかたちで終えることができたようである。
途中で努力をあきらめてしまった者、油断をした者、これらは悔しい思いをしたのではないか。
「努力は裏切らない」
これは時間が経てば経つほど動かしがたい事実となる。ここに明記しておきたい。
もっとも、「宿題を終わらせることができない」ということすべての責任を、ひとりの生徒だけに負わせるのも酷な話である。
各ご家庭それぞれでできることはないか、考えていただければ、とも思う。
家庭学習をするための環境は、どれくらいできているか。
兄弟姉妹がいっしょの部屋である場合、一方で遊んでいて一方で勉強する、というのはとても難しい。
個々の部屋があっても、テレビ、パソコン、コミックなど、家庭内でルールが決められ守られなければ、勉強に取り組まない日々が続くこともあろう。
物の配置によっても、勉強への集中が変わってくる場合もある。勉強をする場所は、すっきりしているのがまず一番であるようだ。
期末試験個票への書き込みは、そのようなことにも配慮が必要かもしれないと思う。
もちろん、担任にも努力すべきことはある。
前期に一番足りていなかったことは、他の教科では何が起こっているか十分につかめていなかった、ということである。
前期、数量・図形・英語を中心として、各時間で課題・宿題が出されてきた。
もちろん提出期限があり、それを過ぎれば「早く提出するように」という指示が出る。
ある時、数量からその指示が出て、名前を書かれた教室掲示のプリントを渡された。
たしか10数名ほどだったと思う。
そのとき、「ずいぶん未提出者がいるな」と感じた。しかし、その紙に書かれた名前は提出した者の名前だった。
期限を過ぎても未提出である者が多くて、書き出す生徒を逆にしたというのである。
驚いた。ひたすら驚いた。
けれど、担任ならば驚いていてはいけなかったのである。
そのようなことが起こる前に、指示と徹底を為すべきであったのだ、と思う。
後期より新たにふたつ、変更をしたい。
まず、日直日誌の体裁を変えることにした。
「本日の課題および提出期限」という欄をもうけて、その日に出された宿題と、いつまでにやるのかということを明記することにする。
もちろん担任も教科担当とよりいっそうの連携をはかり、宿題についての記述が日直日誌に無かった、というようなことがないようにしたい。
さらに、課題提出を延ばさないようにしたい。
文化祭の後、「夏休みの宿題を終わらさないと、秋休みはない」ということで実際に3日間、朝から夕方まで、登校して勉強に励むこととなった者がいる。(ただし、30日は台風の懸念などから、8:10ではなく、9:30開始とした) それなりに、充実した時間となったようである。
しかし、遅きに失した、という反省もある。できることならば勉強の成果が期末試験に活かせるように、早めに休日登校を指示するべきであったようにも思う。
期限は、1週間であろう。前期のクラス内の様子を見ていたが、1週間過ぎて次の週に課題がまたがるようになると、さらに新たな課題が出されて、あっという間に悪循環に陥って苦しむことになっていたようであった。
その週が提出期限の課題は、その週のうちに終わらせ、教科担当に提出する。
場合によっては、土曜・日曜に登校をしてでも、課題を終了させる。
苦労して宿題をするからには、良い成績につながるうちにやっていきたい。
もちろん生徒だけで休日に学校にいることは認められていないので、担任も休日を返上して、事に当たるつもりである。可能な限りせきねの私用は夜に回し、どうしてもやむを得ない出張以外は、"休日登校"が必要ならば実施できるようにしたい。
そして、この次の試験には、皆が得意満面で結果を受け取るようにしたいと思う。
のちにホームルーム。
期末試験結果の個票配布。
学級通信を配り、手短にルール変更について発表。
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良い成績を取るために
いよいよ後期の開始である。
全校集会ののち、期末試験の個票を配布した。
期末試験での勝敗、良い点数であったか、悪い点数であったか、その原因は明らかである。
勉強をやったか、やらなかったか。
より具体的に言えば、このようになる。
宿題を期限までにきちんと提出した者は良い点数を取り、期限を大幅に過ぎれば過ぎるほど惨憺たる点数を取った。
この傾向が、中間試験の時には当てはまらないように見えた生徒も居た。
おそらくクラス替えや教科担当が違ったことへのとまどいなどがあったのだろう。
しかしそれでもあきらめず、歯を食いしばるような思いで地道に自宅学習を続けた者が、今回の結果を比較的良いかたちで終えることができたようである。
途中で努力をあきらめてしまった者、油断をした者、これらは悔しい思いをしたのではないか。
「努力は裏切らない」
これは時間が経てば経つほど動かしがたい事実となる。ここに明記しておきたい。
もっとも、「宿題を終わらせることができない」ということすべての責任を、ひとりの生徒だけに負わせるのも酷な話である。
各ご家庭それぞれでできることはないか、考えていただければ、とも思う。
家庭学習をするための環境は、どれくらいできているか。
兄弟姉妹がいっしょの部屋である場合、一方で遊んでいて一方で勉強する、というのはとても難しい。
個々の部屋があっても、テレビ、パソコン、コミックなど、家庭内でルールが決められ守られなければ、勉強に取り組まない日々が続くこともあろう。
物の配置によっても、勉強への集中が変わってくる場合もある。勉強をする場所は、すっきりしているのがまず一番であるようだ。
期末試験個票への書き込みは、そのようなことにも配慮が必要かもしれないと思う。
もちろん、担任にも努力すべきことはある。
前期に一番足りていなかったことは、他の教科では何が起こっているか十分につかめていなかった、ということである。
前期、数量・図形・英語を中心として、各時間で課題・宿題が出されてきた。
もちろん提出期限があり、それを過ぎれば「早く提出するように」という指示が出る。
ある時、数量からその指示が出て、名前を書かれた教室掲示のプリントを渡された。
たしか10数名ほどだったと思う。
そのとき、「ずいぶん未提出者がいるな」と感じた。しかし、その紙に書かれた名前は提出した者の名前だった。
期限を過ぎても未提出である者が多くて、書き出す生徒を逆にしたというのである。
驚いた。ひたすら驚いた。
けれど、担任ならば驚いていてはいけなかったのである。
そのようなことが起こる前に、指示と徹底を為すべきであったのだ、と思う。
後期より新たにふたつ、変更をしたい。
まず、日直日誌の体裁を変えることにした。
「本日の課題および提出期限」という欄をもうけて、その日に出された宿題と、いつまでにやるのかということを明記することにする。
もちろん担任も教科担当とよりいっそうの連携をはかり、宿題についての記述が日直日誌に無かった、というようなことがないようにしたい。
さらに、課題提出を延ばさないようにしたい。
文化祭の後、「夏休みの宿題を終わらさないと、秋休みはない」ということで実際に3日間、朝から夕方まで、登校して勉強に励むこととなった者がいる。(ただし、30日は台風の懸念などから、8:10ではなく、9:30開始とした) それなりに、充実した時間となったようである。
しかし、遅きに失した、という反省もある。できることならば勉強の成果が期末試験に活かせるように、早めに休日登校を指示するべきであったようにも思う。
期限は、1週間であろう。前期のクラス内の様子を見ていたが、1週間過ぎて次の週に課題がまたがるようになると、さらに新たな課題が出されて、あっという間に悪循環に陥って苦しむことになっていたようであった。
その週が提出期限の課題は、その週のうちに終わらせ、教科担当に提出する。
場合によっては、土曜・日曜に登校をしてでも、課題を終了させる。
苦労して宿題をするからには、良い成績につながるうちにやっていきたい。
もちろん生徒だけで休日に学校にいることは認められていないので、担任も休日を返上して、事に当たるつもりである。可能な限りせきねの私用は夜に回し、どうしてもやむを得ない出張以外は、"休日登校"が必要ならば実施できるようにしたい。
そして、この次の試験には、皆が得意満面で結果を受け取るようにしたいと思う。
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