鼎の軽重を問われる思いをする。
2004年8月18日 日常 無い。
才能が、無い。
まるで「BUSIN 0」のようだが、無いモノは無いのである。
職業柄、小論文を指導するっていうことがしばしばある。
構成を考えて、適切な例を引いて、論旨に矛盾のない文章を書く。
ちょっと必要があって、小論文を書いた。
1000字書くのに、3時間かかってしまった。
時間をかけ過ぎである。
もし試験会場での小論文であったら、完全にタイムアウトである。
もちろん試験を受けたわけではないのだが、これにはびっくりした。
大学入試の二次試験、院の入試、教員採用試験、今まで「制限時間の中でいかにして文章を仕上げるか」で局面を切り抜けてきていたという自覚があったのだけれども。
「筆を持てばたちどころに文を為す」なんていうのにもちょこっとあこがれていたから、なおさらショックである。
「騎手が馬より速く走ることができる必要はない」という言葉も思いついたが、この場合にそれを言っては自己弁護に過ぎるだろう。
速く、きっちりと、小論文を書ければベストであり、そのためのノウハウは予備校の世界で存在しているはずだ。
それを使えていないということは、今のやり方は国語便覧に毛が生えた程度だ、ということだ。(国語便覧は程度が低い、というわけではない。国語便覧は普通、使いこなせないのである。アレを教科書として使ったり、隅々まで使いこなせたりしたら、ものすごい実力があると思う)
なんでそんなに時間がかかってしまうか、ということを考えると理由はひとつ。
才能が、無い。
……いや、まあそうなんだけどこう言うとジンセイ終わってしまう。
こだわりすぎ。
これに尽きるだろう。
出典はたとえ明示しなくてもきちんとさせたいし、この表現で誤っていないだろうかと思うし、別なもっとすぐれた表現があるんじゃないかと考えたりもする。
(↑今考えながらこの1文を書いたわけだが、もし原稿用紙で書いていたら、書き直しに書き直しが二重、三重にもなって字が読めなくなりそうな気がした。)
こんな調子では、試験会場にパソコンのメモ帳を持ち込んで、制限時間を2倍にしてもらわないと文が書けない。
……んなアホな。(汗)
幸いにも、試験会場で小論文を書く方法のアドバイスはしてこなかった。今まで指導したことがあるのは、すべて「事前に提出する小論文」についてであったから、まあ少しは役に立っただろうと思いたい。
試験会場で、紙と鉛筆で仕上げる小論文。
なんだか笑ってしまう表現だが、かつて「なんとなく」でやってしまっていたこの勝負の勝ち方を明確にし、身につけないとイカン。
なんで今まではこんなことを考えずにできていたんだろう。
すっかり衰えてしまっているんだろうか。
ひょっとして、自分ではまともなつもりでも、以前は相当ひどかったのだろうか。
あのとき提出した試験の答案、当たり前だけど返してもらってないからなあ。
うーむ。
才能が、無い。
まるで「BUSIN 0」のようだが、無いモノは無いのである。
職業柄、小論文を指導するっていうことがしばしばある。
構成を考えて、適切な例を引いて、論旨に矛盾のない文章を書く。
ちょっと必要があって、小論文を書いた。
1000字書くのに、3時間かかってしまった。
時間をかけ過ぎである。
もし試験会場での小論文であったら、完全にタイムアウトである。
もちろん試験を受けたわけではないのだが、これにはびっくりした。
大学入試の二次試験、院の入試、教員採用試験、今まで「制限時間の中でいかにして文章を仕上げるか」で局面を切り抜けてきていたという自覚があったのだけれども。
「筆を持てばたちどころに文を為す」なんていうのにもちょこっとあこがれていたから、なおさらショックである。
「騎手が馬より速く走ることができる必要はない」という言葉も思いついたが、この場合にそれを言っては自己弁護に過ぎるだろう。
速く、きっちりと、小論文を書ければベストであり、そのためのノウハウは予備校の世界で存在しているはずだ。
それを使えていないということは、今のやり方は国語便覧に毛が生えた程度だ、ということだ。(国語便覧は程度が低い、というわけではない。国語便覧は普通、使いこなせないのである。アレを教科書として使ったり、隅々まで使いこなせたりしたら、ものすごい実力があると思う)
なんでそんなに時間がかかってしまうか、ということを考えると理由はひとつ。
才能が、無い。
……いや、まあそうなんだけどこう言うとジンセイ終わってしまう。
こだわりすぎ。
これに尽きるだろう。
出典はたとえ明示しなくてもきちんとさせたいし、この表現で誤っていないだろうかと思うし、別なもっとすぐれた表現があるんじゃないかと考えたりもする。
(↑今考えながらこの1文を書いたわけだが、もし原稿用紙で書いていたら、書き直しに書き直しが二重、三重にもなって字が読めなくなりそうな気がした。)
こんな調子では、試験会場にパソコンのメモ帳を持ち込んで、制限時間を2倍にしてもらわないと文が書けない。
……んなアホな。(汗)
幸いにも、試験会場で小論文を書く方法のアドバイスはしてこなかった。今まで指導したことがあるのは、すべて「事前に提出する小論文」についてであったから、まあ少しは役に立っただろうと思いたい。
試験会場で、紙と鉛筆で仕上げる小論文。
なんだか笑ってしまう表現だが、かつて「なんとなく」でやってしまっていたこの勝負の勝ち方を明確にし、身につけないとイカン。
なんで今まではこんなことを考えずにできていたんだろう。
すっかり衰えてしまっているんだろうか。
ひょっとして、自分ではまともなつもりでも、以前は相当ひどかったのだろうか。
あのとき提出した試験の答案、当たり前だけど返してもらってないからなあ。
うーむ。
コメント