春から夏へと

「まだ、"いわゆる1学期"が終わっただけ?」
 ホントにこう思う。
 クラス替えの発表を見てわいわい騒いでいたみんなを見たのは、何年も前だったような気さえする。中学2年生の若いパワーについていくのが、しんどい日々でもあった。

 良きにつけ悪しきにつけ、びっくりすることも多かった。
 
まず、「宿題が期限内に絶対に揃わない」ということ。
(絶対に直します。直させます。それなりの覚悟をしてください。)

「"友達"をとても大事にする人がたくさんいる」こと。
(一方、友達以外には非常に冷たい人もいるかもしれません。「ふつう」にしましょう。)

また、「黒板の日付と日直の氏名を、必ずかえてくれる人がいる」こと。
(ダメなクラスは誰も気付かずに日付がかわりません。また、いつも黒板の端々に細かな落書きが残っています。教員の手によらず自主的に整えられているということは、ものすごいことなのです。)

「掃除をきちんとやる人がけっこういる」ということ。
(自ら気付いて行動を起こすことができる人、何かを言われるまで動かない人、どちらが将来すごいことをできる人になるか、言うまでもありません。)
 
 人間に、「悪いところだけしかない」人間なんかいない。そんなのは、コミックの中だけの話だ。(それも、最近では「リアリティがない」ということで減ってきているようである。)

 大事なのは、「これからより良くなっていこう」ということ。
 長所を伸ばし、短所を克服していく。短所が長所になるように変えていく。
 ひとりひとりも同じだし、その集まりであるクラスもまた同じ。
 向上していこう。

 
 夏休み、誰が見ているわけでもないかもしれない。
 けれど、誰が見ていなくても自分自身はすべてを見ている。
 良い行いをしても、悪い行いをしても、すべて自分自身が知っている。

 脳内物質と言われるものがある。
 (アドレナリン、エンドルフィン、ドーパミンなどさまざまあり、さかんに研究されている)
 その人の行動によって脳内物質は作られ、爽快になったり、逆に気分が悪くなったりする。

 良いこと、充実できることをすると、気分が晴れやかになる。
 悪いことをすると、ストレスやイライラした気持ち、つかれなどの症状が出る。
 簡単に言うと、どんなことも、すべて自分の行いは自分へ返ってくるのである。

 長い夏、充実し、気分良く過ごす日々をともどもに送っていこう。
 
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 ようやく終わった。
 と言いたいところだが、夏期講座や特別編成授業というものがあって、実質2週間ほど、夏休みのかわりに午前中授業がある。
 「夏休みが8月31日までだ、という法律はない」というのが"上の方"の弁。
 やれやれ。

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