そもそも、いろいろな事情の生徒がいて、落ち着かないクラスではあった。
 そしてこのたび「消しゴムをちぎって投げる」ということが大規模に行われていることが発覚。

 気付いたのは7/13(火)の7限・特別活動。
 「落とし物入れ」の消しゴムのほとんどが無くなり、教室内にちぎった消しゴムが異様に散らばっていた。
 
 
 せきねの考えからすると、非常に許し難いことだった。
1) 授業中に消しゴムを投げ、他人に当てて楽しむということ
2) 落とし物とはいえ、他人の物を勝手に無駄にすること
3) ゴミを散らかして、片づけもしないこと
 
 帰りの会で生徒たちに問いかけたものの、全体の中で正直に名乗り出る者も無い。
 まあおそらくやったのは男子であろうと考えて、「誰も名乗りでなければ男子全体で校外清掃を行う」と言って切り上げました。
 
 放課後講座の後、9名の男子生徒(と状況を知っている男子生徒)がせきねのもとに来る。

☆数量
 ○2名が、1番前の友人に消しゴムを投げる
○2名が、1番前の男子生徒に消しゴムを投げる
 男子生徒が、投げ返す
☆図形
 ○1名が、友人2名に消しゴムを投げる
☆昼休み
 ○1名が、落とし物の消しゴムをそこらじゅう(?!)に投げる
 
 指導は以下の通り。
1) 反省文・原稿用紙2枚
2) 家庭へ連絡(授業態度の報告と、校外清掃へ出すことの承諾もあります)
3) 7/14(水曜)放課後に、校外清掃(学校〜最寄り駅)
 
 
 もちろんというか、今回の件も指導教員が気付かないように(板書時など)遊んでいたようなので、今日判ったのは上のことのみ。
 しかし話によると、男子だけではなく、女子にも消しゴム投げをする生徒がいるとか。
 "席を勝手に移る"など、授業の基本を揺るがすようなことを他にもしている可能性はあるかもしれない。("指定された座席を勝手に移る"のは相当まずい。そう言うクラスではまともな学習は行われていないと見るべきだろう)
 まあ、いつ・誰が・どの授業でという確証がないので、まだ動けないが。
 いくら個別指導の案件で手一杯になっていたとはいえ、各教員への迷惑を考えると、申しわけない思いでいっぱいである。
 
 
 とりあえず、今回の顛末を活字にして各教員に配る。
 報告と、できることならば援助を。
 
 授業中にふざけている生徒がいたら(特に、消しゴム投げをしている生徒がもし仮に居たら)、担任が今回のように話していますので、特にきっちり指導してもらってかまわないということ。
 
 ケガをさせることがなければ、各先生方の方針によって、それぞれのやり方で生徒たちを授業に集中させてかまわないということ。
 もしせきねだったら、後ろに立たせるか、廊下に出すことも場合によってはあり得るだろう。
 
 他にも気になることがあったら、担任であるせきねに聞かせてほしいということ。

 教室は、勉強をするところだ。
 「授業中に消しゴムを投げる」に代表されるようなことが起こっている教室は、少なくとも私立の学校では有り得ない。
 そんなところで闘うのは、私立ではない。
 
 目に見えることは些細なことだ。
 学園コメディのひとコマのようないたずら。
 けれど、断じて放置するわけにはいかない。
  
 保護者からお叱りを受けようと、かまわない。
 覚悟を決めて、せきねが引き受けようと思っている。
 そのためには授業担当の各教員と、各家庭との連携が要る。
 好き嫌いではなく、何が起こっているか知ってもらわねばならないだろう。
 
 9名の保護者に連絡をする。
 各家庭5分以上かけて、状況の説明をする。
 よく話し合ってくれるといいのだが。

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