「試験終わったから」
というわけで、土曜の夕方からなぜかウチには高校生と三十路すぎのふたりの男が居るという。
「やれやれ、ゆっくりしようと思っていたんだけどな」と言ったら、「いいよ」と飯まで作ろうとし始めた。
なんかなぁ(汗
わざわざやって来て、けれど適当に本を読んだりしているだけなのである。
家でも自分の部屋はあるはずなのに、こうやって遊びに来たのは、もしかしたら一人暮らしをしている「つもり」に浸っているのだろうか。
「学校、どうよ?」
水を向けると、淡々と言う。
「悪くない。でも当たり前だけど、最高でもない。つまらない授業もあるし、ガキなヤツもいるし、おもしろいヤツもいる。……けれど、何があっても自分が行くことに決めた所だから」
なるほどね。
「テストもまあまあだった。さすがに1番には成れそうもないけれど、そう悪くもないと思う。毎日それなりに勉強してたし。大人にいろいろ言われたくないんだ」
おれもいろいろ言うかもよ?と言ったら、せきね(仮名)はいいんだって。あーそーですか(笑
「一人前になりたい、なるべく早く」
甥がぽつりと言った。
「誰にも頼らなくていいようになりたい」と。
「そっか」としか言いようがない。
おそらく、願い通りにしていくのだろう。
こいつは、そういうヤツだから。
というわけで、土曜の夕方からなぜかウチには高校生と三十路すぎのふたりの男が居るという。
「やれやれ、ゆっくりしようと思っていたんだけどな」と言ったら、「いいよ」と飯まで作ろうとし始めた。
なんかなぁ(汗
わざわざやって来て、けれど適当に本を読んだりしているだけなのである。
家でも自分の部屋はあるはずなのに、こうやって遊びに来たのは、もしかしたら一人暮らしをしている「つもり」に浸っているのだろうか。
「学校、どうよ?」
水を向けると、淡々と言う。
「悪くない。でも当たり前だけど、最高でもない。つまらない授業もあるし、ガキなヤツもいるし、おもしろいヤツもいる。……けれど、何があっても自分が行くことに決めた所だから」
なるほどね。
「テストもまあまあだった。さすがに1番には成れそうもないけれど、そう悪くもないと思う。毎日それなりに勉強してたし。大人にいろいろ言われたくないんだ」
おれもいろいろ言うかもよ?と言ったら、せきね(仮名)はいいんだって。あーそーですか(笑
「一人前になりたい、なるべく早く」
甥がぽつりと言った。
「誰にも頼らなくていいようになりたい」と。
「そっか」としか言いようがない。
おそらく、願い通りにしていくのだろう。
こいつは、そういうヤツだから。
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