塾へ。

2005年8月22日 お仕事
 今度の入試での募集要項などを届けに、塾を訪問する。
 
 今日出かけたのは。
 取手。新守谷。土浦。佐貫。それぞれの地で複数の塾を訪問することもあるから、1日がかりである。荷物を持ってスーツの背中を汗だらけにしながら出かけていく。
 
 
 中にいると良く忘れてしまうが、ウチの学校に対する評価は高い。ただ「募集要項をお届けするだけで構わないのですが」と事前に電話連絡をしたにもかかわらず、各塾での出てくる人みんな、切れ者の塾代表者なのである。これはけっこう緊張する。
 当たり前だが、訪ねに行くおれが大物なのではない。学校の名がおれの扱いを重くしているのである。"社名を負って"働いている各企業の営業の気持ちが(きっとごくわずかだが)想像される。
 
 
 教室外にいる生徒も、ごくわずかなスペースを使って問題集を広げたり、講師に質問したりしている。
 ちらとだけ見える教室も、小さな机と小さな椅子でありながら、きっちり講師の側を向いて授業を受けている。ああ、一生懸命なんだな、希望するところに合格できるといいね、と思ってしまう。
 
 
 帰途、電車外に広がる田園風景を見ながらぼんやりする。
 
 少しだけの違和感。
 
 今見てきた塾講師と塾環境と、わんさと集まっている子供たち。
 それがウチの学校の生徒たちとすんなりと重なっていかないのである。
 どこかがちがう気がする。
 
 なぜだろう。

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