面談
保護者会期間は今週いっぱいで終了、来週からはまた1日通しでの授業が始まります。
すべてのご家庭に、あらためて感謝を申し上げます。
前の面談の時間が延長しても、快く廊下で待ってくださったことにも。
せきねの言うことに、耳を傾けてくださったことにも。
時間の変更をしてまでも、都合をつけて駆けつけてくださったことにも。
もちろん、今回やむを得ない事情で欠席なさったご家庭にも。(いつかお話をしたいです!)
今回、直感的に「せきね組は三者面談!」と、半ば担任の独断で保護者会を実施したわけですが、非常に有意義であったことを確信しています。
(「今まで三者面談をした時がない」というふうにたびたび言われたことが、やや意外でしたが。)
かなりしんどかったのは事実でした。(せきねも20代を卒業してトシをとったらしい)
せきね組のみんなにひとりひとり「これから良くなっていくためには何が一番必要か」を、今までのことを思い返したり、具体的な資料を検討しながら考えていったこと。
普通に午前中は授業をして、午後にはきっちりとお話をしなければいけなかったこと。
普段のほぼ2分の1の時間で「生活記録ノート」を見てコメントを書いたこと。
掃除がないけれども、教室をきれいに保つようにしなければならなかったこと。
それでも「三者面談」にしたかったのです。
理由ひとつめ。
みんなに「学んで」ほしかったから。
「午前中授業」だからといって、まったく「学び」が無いということには、なんとなく疑問を持ち続けていました。もちろん、こういう時にはのんびりするのも、広い意味での「学び」だとは思います。
けれど「のんびりしっぱなし」でもいいのか、と思ったのです。
「面接」や「面談」って、数が少ない割には、かなり大事だったりします。
とくに「面接」は、人生の分かれ道でやって来ます。その時の様子次第では、未来が変わったりします。慣れていないと、言いたいことも言えず、すごく緊張します。
この1週間の中で20分くらいは、「のんびり」ではなくて、そういう「なんとなく緊張する」「ちょっと避けたい気がする」経験をして、「学んで」みてもいいんじゃないかな、と思ったのです。
せきねがいる、せきねが話す、なんて、ホントたいしたことないです。
これから、どんな時、どんな場合でも、すらすらと自分の考えていることを述べるようになることができる、そういう人になってほしいと思っています。
理由ふたつめ。
保護者会を、他人事にしてほしくないから。
「保護者会」って、そもそも誰のために行われているか。
やはり、生徒のためです。みんなのためです。
保護者会とは、「どうしたらより良い中学校生活を送っていけるだろうか」ということを、保護者の方々と教員とが必死に考えていくための場です。
保護者会とは、より良い中学校生活のために「もっと教員にできることはないだろうか」「もっと家庭でできることはないだろうか」ということを探る場です。
なのに、たとえば「余計なことを言わないで」と言ったり、ひどい場合には「みっともないから出ないで」なんて言う生徒もいるようです。(せきね組にはいませんが)
親御さんはやさしく、笑って許せるかもしれないけれど、せきねにはどうしても「親不孝」な気がするのです。
いつも働きづめの父母を、「無用」「不要」呼ばわりする少年少女がいます。
その場で殴られても何も文句は言えないんじゃないかと思います。
日本社会全体の不況のあおりを受け、それでも体に鞭を振るうようにして働くのは何のためか。
ひとえに家族を養うためです。
なのに「働いている姿が見えない」だけで親御さんを軽んじる。
家にいる疲れきった姿だけで、安易に評価を下す。
そんなことがないように、「保護者会に駆けつける」姿から学んでほしいのです。
理由みっつめ。
具体的な向上の方法を共有したいから。
たとえば、より良い成績を収めたいとします。
親御さんと教員が話し合っただけでは、うまくいきません。
実際に勉強するのは、中学生のみんなだからです。
かといって、みんなと話をしただけでもうまくいかない場合があります。
各家庭の協力が必要なことが少なくないからです。
こう考えて、「これからどう良くなっていくか」を具体的に示したつもりです。
ここまで三者面談について述べてきましたが、二者面談の利点も、当然存在します。
それは、「保護者として、子を思う立場からの意見」などを率直に述べることができるという点です。ですから今回のせきね組では、その利点がないまま保護者会期間を終了したとも言えます。
そこで、Yahoo!にメールアドレスを用意しました。
(略・もしアドレスほしい方は秘密日記なりなんなりで。ま、不要でしょう)
もちろんせきね本人に直通のアドレスです。携帯電話からも送ることができます。
生徒のみんなも、気になることがあったらメールを送ってかまいません。
学校のことでも、ふと思いついたジョークでもいいです。
いちおう、昼(職員室にノートパソコンを入れてあります)と夜(授業の準備などでパソコンを使っています)くらいはチェックする予定です。
ただ、「携帯でのメールのやりとり」のように即返事を返すことができるとは限りません。夜に「明日の予定の質問」をしても、そのメールを読むのは次の日の昼かも。
そのあたりはご了承ください。
「面談」「生活記録」「電話」「手紙」そして「eメール」。
それぞれの利点があります。ぜひご利用ください。
保護者会期間は今週いっぱいで終了、来週からはまた1日通しでの授業が始まります。
すべてのご家庭に、あらためて感謝を申し上げます。
前の面談の時間が延長しても、快く廊下で待ってくださったことにも。
せきねの言うことに、耳を傾けてくださったことにも。
時間の変更をしてまでも、都合をつけて駆けつけてくださったことにも。
もちろん、今回やむを得ない事情で欠席なさったご家庭にも。(いつかお話をしたいです!)
今回、直感的に「せきね組は三者面談!」と、半ば担任の独断で保護者会を実施したわけですが、非常に有意義であったことを確信しています。
(「今まで三者面談をした時がない」というふうにたびたび言われたことが、やや意外でしたが。)
かなりしんどかったのは事実でした。(せきねも20代を卒業してトシをとったらしい)
せきね組のみんなにひとりひとり「これから良くなっていくためには何が一番必要か」を、今までのことを思い返したり、具体的な資料を検討しながら考えていったこと。
普通に午前中は授業をして、午後にはきっちりとお話をしなければいけなかったこと。
普段のほぼ2分の1の時間で「生活記録ノート」を見てコメントを書いたこと。
掃除がないけれども、教室をきれいに保つようにしなければならなかったこと。
それでも「三者面談」にしたかったのです。
理由ひとつめ。
みんなに「学んで」ほしかったから。
「午前中授業」だからといって、まったく「学び」が無いということには、なんとなく疑問を持ち続けていました。もちろん、こういう時にはのんびりするのも、広い意味での「学び」だとは思います。
けれど「のんびりしっぱなし」でもいいのか、と思ったのです。
「面接」や「面談」って、数が少ない割には、かなり大事だったりします。
とくに「面接」は、人生の分かれ道でやって来ます。その時の様子次第では、未来が変わったりします。慣れていないと、言いたいことも言えず、すごく緊張します。
この1週間の中で20分くらいは、「のんびり」ではなくて、そういう「なんとなく緊張する」「ちょっと避けたい気がする」経験をして、「学んで」みてもいいんじゃないかな、と思ったのです。
せきねがいる、せきねが話す、なんて、ホントたいしたことないです。
これから、どんな時、どんな場合でも、すらすらと自分の考えていることを述べるようになることができる、そういう人になってほしいと思っています。
理由ふたつめ。
保護者会を、他人事にしてほしくないから。
「保護者会」って、そもそも誰のために行われているか。
やはり、生徒のためです。みんなのためです。
保護者会とは、「どうしたらより良い中学校生活を送っていけるだろうか」ということを、保護者の方々と教員とが必死に考えていくための場です。
保護者会とは、より良い中学校生活のために「もっと教員にできることはないだろうか」「もっと家庭でできることはないだろうか」ということを探る場です。
なのに、たとえば「余計なことを言わないで」と言ったり、ひどい場合には「みっともないから出ないで」なんて言う生徒もいるようです。(せきね組にはいませんが)
親御さんはやさしく、笑って許せるかもしれないけれど、せきねにはどうしても「親不孝」な気がするのです。
いつも働きづめの父母を、「無用」「不要」呼ばわりする少年少女がいます。
その場で殴られても何も文句は言えないんじゃないかと思います。
日本社会全体の不況のあおりを受け、それでも体に鞭を振るうようにして働くのは何のためか。
ひとえに家族を養うためです。
なのに「働いている姿が見えない」だけで親御さんを軽んじる。
家にいる疲れきった姿だけで、安易に評価を下す。
そんなことがないように、「保護者会に駆けつける」姿から学んでほしいのです。
理由みっつめ。
具体的な向上の方法を共有したいから。
たとえば、より良い成績を収めたいとします。
親御さんと教員が話し合っただけでは、うまくいきません。
実際に勉強するのは、中学生のみんなだからです。
かといって、みんなと話をしただけでもうまくいかない場合があります。
各家庭の協力が必要なことが少なくないからです。
こう考えて、「これからどう良くなっていくか」を具体的に示したつもりです。
ここまで三者面談について述べてきましたが、二者面談の利点も、当然存在します。
それは、「保護者として、子を思う立場からの意見」などを率直に述べることができるという点です。ですから今回のせきね組では、その利点がないまま保護者会期間を終了したとも言えます。
そこで、Yahoo!にメールアドレスを用意しました。
(略・もしアドレスほしい方は秘密日記なりなんなりで。ま、不要でしょう)
もちろんせきね本人に直通のアドレスです。携帯電話からも送ることができます。
生徒のみんなも、気になることがあったらメールを送ってかまいません。
学校のことでも、ふと思いついたジョークでもいいです。
いちおう、昼(職員室にノートパソコンを入れてあります)と夜(授業の準備などでパソコンを使っています)くらいはチェックする予定です。
ただ、「携帯でのメールのやりとり」のように即返事を返すことができるとは限りません。夜に「明日の予定の質問」をしても、そのメールを読むのは次の日の昼かも。
そのあたりはご了承ください。
「面談」「生活記録」「電話」「手紙」そして「eメール」。
それぞれの利点があります。ぜひご利用ください。
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