保護者会

 先週の土曜、午前中は保護者会でした。各家庭でさまざまなご都合があるなかで、多くの方が参加してくださったことに心からお礼を申し上げたいと思います。

 9時30分から体育館で全体会があり、校長から学校の近況報告、理事長からPTA役員選出のお願いについて話がありました。
 続いて教室に移動し、各クラスで懇談会形式の保護者会になりました。

 せきね個人は、かなり保護者会が好きであったりします。
 もちろん楽しい話題ばかりではありません。学校としてお願いしなくてはならないこと、うまくいかなくて申しわけないこと、成績のこと(←人によっては楽しいのかな?)、あるいはつらいことや苦しいことを涙ながらにお聞きすることもあります。

 けれど、率直な話を通じて、確実に前進することができる、と思えることがいい。
 せきねが普段見ている中学生活を、保護者の方々にお伝えできることが嬉しい。
 普段わからない、みんなの家での生活を聞くことができるのが楽しい。

 せきね、ノモト先生の自己紹介をし、指名せずにそれぞれのご家庭での様子を聞き、PTA役員の選出をし、最後にせきねからお願いを2点して終わりました。
 本当は全員のご家庭での様子をお聞きしたかったのだけれど、時間の都合もあって発表をいただけなかった方もありました。授業ではないので指名するのもおかしいような気もしましたし、いきなりグループに分かれてしまうとせきねが話を聞き逃してしまうかもしれないと思ったのです。次回以降の保護者会で、ぜひ率直に、いろいろな話を聞けたらいいなあ、と思いました。

 保護者会での話を聞き、アンケートを集め、他にも電話連絡や「生活記録ノート」を通じて、しみじみと次のようなことを思います。

 どの家庭であれ、我が子のことを大事と思っていない家はひとつとして無い。

 期待に応えるよう、せきねは全力で中学生活の支援をしていきます。

 そして、生徒諸君も絶対に忘れてはいけない。

 親の言葉のすべては、自分のことを真剣に考えている心から出たものである。

 ということを。
 「うざい」なんて、間違っても言ってはいけません。

 「親は子のためを思う」って、実は当たり前ではありません。悲しいことに。今や、いやな話はニュースでも学校教育の現場でも至るところで目にする時代です。
 世界中で圧倒的に豊かな国である日本。それなのに子どもの世話をしない母親。理由もなく暴力をふるう父親。放置、虐待、目を覆わんばかりの惨劇が起こっているのもこの日本なのです。

 生徒諸君は、感謝の思いを形にしよう。思っているだけじゃわからない。
 あいさつをしよう。
 家事の手伝いをしよう。
 本当にすばらしい親御さんたちばかりなのですから。

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