保護者会にて

 19日(金)の保護者会は、こんな形で進みました。
 まず体育館に集まって、校長先生・教頭先生から学校全体の話がありました。
 来年度の入学生のこと、中学と同じように高校も夏休みの最初と最後に半日授業をするようになること、などです。

 続いて、各クラスに別れての懇談会になりました。せきね組ではマツイ先生が撮ってくださった、音楽室での合唱練習を見ました。たしか本番の何日か前でしたが、みんながとても楽しそうに歌っている姿を紹介することができたと思います。
 なぜビデオを見たかというと、あの中のみんなの姿が、せきね組のひとつの到達点なのだと思ったからです。
 この頃より前ぐらいから、せきねはクラス内のことについてあまり介入しないようになりました。入学式当初だったら、教員がルールを決めなかったら立ちゆかなくなっていたと思います。けれど、みんなは、自分たちでどうしたらよいか考え、行動し、協力してきました。ある者は中心者として企画や提案をし、ある者はその指示を受け入れて誠実に課題を克服していきました。
 「生徒の中から声が起こり、具体的な計画を立て、集団で協力することができる」
 「教員は生徒のすることを見て、静かに支えるだけでいい」
 これほど整った生徒集団というのは、高校生でも大学生でもなかなかできないことです。また、こういうことが普通にできる学校はごく限られています。せきねが実際に知っている学校で言うと、T校(東京にある男子校で、生徒の半分が東京大学へ進学する学校)あたりでしょうか。男女いっしょに目標へ向かって協力し合えるという点から見れば、あの学校をも超えている面があるかもしれません。
 朝の貴重な時間を繰り上げて弁当を用意し、合唱練習に送りだしてくださったお母さまたちに、そういうみんなの姿を見せたかったのです。笑ったり恥ずかしがったりしている様子も含めて、興味深くビデオを見ることができたと思います。

 続いて、カメヤマ先生にお話をしてもらいました。
 副担任としてみんなと1年間過ごすことができたことはとても幸せだったという内容のお話でした。

 せきねもカメヤマ先生と同じく、様々なことはあったものの素晴らしい1年だったことを話しました。特に勉学の面で優秀な学級であり、具体的には、期末試験5教科7科目のクラス平均が、学年平均を約16点も上回ったことを報告しました。

 そして、さらに向上するためのお願いを3点言いました。

(1)「生活記録」をきちんと書ける子は必ず成績が伸びます。
 来年度以降もぜひこだわりを持ってお子さまに挑戦させてください。

(2)インターネット、携帯でのメールのやりとりは、各ご家庭できちんとしたルールを決めてください。
 限度を超えた利用をして他のことにしわ寄せが行き、けっきょく一番苦しむことになるのはお子さま自身です。

(3)なるべく可能な限りは保護者会に参加し、役員をお引き受けください。
 学校を理解し、ご意見をどんどん寄せて積極的に関わってくださったぶん、良い環境の学校へと前進していくことができます。

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