朝やや遅めに学校が開始され、ざっくざくと期末試験の返却。
 
 阿鼻叫喚、と思いきや、意外に良さげな点数の子も多かった模様。
 特に男子。100点満点や90点台後半の子もけっこう居たりした。
 
 ふつー、教員の経験則からいくと、男子のほうが勉強をしない。
 とにかく、ゲームしたりマンガ読んだりで、勉強しない。結果、補習や居残りがあると出てくるのは男子ばかりの放課後、なんてなっていたりする。
 でも、ウチのクラスはそうでもないようだ。
 ホントに勉強する気もなくどうしようもない子、という子がいない。コレはスゴイ。
 
 一方、女子はやや低調。
 女子は周りを気にする(だから身だしなみに気を遣う)のが普通だから、とんでもなく勉強ができなかったり、試験の点数が取れなかったりする子はまず居ない。英語や古典あたりは女子のほうが点数が出る。
 なんだけど、好調な子は少ないように見える。
 多分、メールなりおしゃべりなりで女子同士の連携を取り合っていて、悪い意味で「まあこんなモノでいいか」ぐらいに思ってしまったんだろう。今回はこんなモンじゃ済まなかったわけだ。
 ま、今後は油断なく勉強をしていくんだろうな。
 ↑こうなった女子集団はホント頼りになるんだよね。

 いずれにせよ。
 授業の一番最後は試験がどうなることかと危ぶんでみたけれど、蓋を開けてみればまあ好調。ボク自身は度を過ぎた関心を持たないのではっきりしたことは判らないが、各教科のクラス平均点は良い方らしい。(クラス平均点よりも学年平均、そして個人成績だから)

 国語は、いちおうウチのクラスが首位。
 今までどん尻だった隣の組の国語も、今回2番手に。
 なんとか国語の学力を生徒たちに与えられたかな、とほっとする。
 あとは、身につけた学力を彼ら自身がどう使っていくか。
 「中1の国語力」に対するボクの責任はとりあえず果たせたから。
 
 
 若干あった得点の訂正、平常点の追加、観点別評価、これらを成績データベースに入れて、プリントアウトして担任に渡し。
 自分の机上に重ねられた各教科からの成績一覧をながめながら思う。
 
 去年は「汪溢」。
 あかるくたくましくほがらかに。
 今年は「輝煌」。
 才能ゆたかに知性さわやかに。
 
 来年は、何を第一の目標にしようかな。

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