自宅にいても仕事をする、中毒者。

学級通信69号。

学校、この不思議な世界。

○高校の頃、何を思ったかクラス委員長が「起立、ラー」といってしまった。
　その後、彼のあだ名は「ラー」になった。

○中学生でまだ「クォーター」という単語を知らなかった頃、同級生が「俺、ハーフなんだぜ」と言いだした。
　「おまえんち、両親とも日本人じゃねえか」と言い返すと「…ああ違った、じいちゃんが外人だから…ええとなんて言うんだ？…そうだ、ニューハーフだ！」と、力強く言い切った。

○弟の高校は、お昼は学食かお弁当でした。お弁当を食べる人達は教室で食べます。ある日、某クラスのS君はお昼時間になると突然、まな板・包丁・魚を取りだし、さばき始めたそうです。そしてS君は謹慎になりました。

○高校の地学科に、とてもロマンチックな先生がいました。
　いつも穏やかな彼がある授業の時、宇宙のスライドを見せてくれました。宇宙人の存在うんぬんの内容で…。スライドが終わり、彼は突然窓辺に駆け寄りすごい勢いでカーテンをあけ、一言。
　「皆さん宇宙には生命があります。ほらっ今こっちを見てるっ！！」
　……何と目が合ったんだろう。

○忘れもしない、中学1年生の初めての全校集会。
　教師代表で、世界史担当のT氏がマイクの前に立った。そして、一言のあいさつもなしに、いきなり脱ぎはじめ（！）ぱっつぱつの競輪のユニホーム姿となり、あぜんとする自分らを気にもせず、大音量で『ガッチャマン』の主題歌を歌いきった。（くりかえしのトコも歌った）
　これからの三年間が暗黒年間に思われた、数分間だった。

○高校の時の友人Aちゃんは、お弁当係を毎日妹と交代でしていた。そんなある日のこと、Aちゃん「くっそ！やられた。」彼女のお弁当を覗いてみると、白飯、白かまぼこ、ゆで卵と全て真っ白！どうやら妹とケンカしたらしい。ご飯の上にいなごのつくだ煮が縦横3匹ずつきれいに9匹並べられてたこともありました。

○小1の息子が学校の防災訓練で口を押さえるためのハンカチを忘れ、たまたま脱ぎ忘れた自分の靴下を机から発見、それを口に当てて訓練に参加。とても目立ってしまい、校長先生に「よくぞ思いついた」とその機転の良さを誉められたと聞いて大爆笑。息子いわく、「チョットお酢の匂いがしたけど我慢した」だって。

○昔、学生だったころ、お昼にお弁当をあけたら500円が貼り付いていた。