今日の日記
2003年9月1日 さてさて夏休みもお〜し〜ま〜い。
楽しい楽しい授業開始です。
ウチの中等部は前期後期の二期制なので、朝に全校集会をした後はさっくりと通常授業7時間。
そして各教科で課題の回収をするわけですな。
そうすると「忘れて来た」っていう子が必ずいるわけですよ。
「やったけど、家に置いてきてしまいました」なぁんて、こういう時だけ神妙そうに言うわけです。
そうするとそこは予定調和的に、「じゃあ明日は持って来られるよね?」と聞いて、「はい」と返事をしてもらって終わるわけです。
でも何故ですかね、教員同士が課題の提出状況の意見交換をし合ったりすると、「普段からあまり熱心には勉強に取り組まない男の子」のほとんどが未提出者メンバーで上がってくるんですよね。
まだ課題をやっていないことぐらい、判ってます。
教員全体で、見ないフリをしてあげているだけです。
普段から宿題をやって来ない子が、揃いも揃って「やったけど、家に・・・」なんて同じ理由を言うんだから、おもしろいものです。
ましてせきね(仮名)さんはweb上にも住んでいる教員。夏休みの宿題を最初の日に提出できない子たちがどんなweb日記を書いているか、ものすごく理解してます。
いちおう曲がりなりにも、時には良い子な姿を見かけることもあるから、事情を判りつつも「じゃあ明日持っていらっしゃい」と言うわけです。
「こいつナメてる!」って先生が頭にキて、遅れた事情を忖度しなければ、それなりの対応はあるわけだ。
じゃあ今から家に帰って持っておいで。家までの往復は何分だっけ?
そうか、じゃあ余分のプリントあるからコレをやって帰って。二度目なら余裕だろ。
親に持ってきてもらえ。電話しろ。
ボクの場合はそういうのもかったるいので、今日の授業はいきなり試験。
「勉強していれば合格だし、勉強していなければ不合格。夏休み課題の、判り易い確認方法だよね〜?」
「宿題やったって、覚えてないかもしれないじゃないですか!」
やっぱりボクの想像している外側の反応って、あんまり出てこない。夏休み明けだから、センセとの対話感覚も鈍っているらしい。
「・・・ソレって、やったうちに入らないと思わないか?」
《サイカトグ/Psychatog(OD)》みたいな笑い顔をして、ボクは言うわけだ。
そして点数は名前の順に自己申告。基本的に、何点とったかをひとりひとりが読み上げさせる。
最後の締めで、まじめな顔をして言う。
「どうですか? がんばれた人、そうでなかった人、さまざまです。ちなみに、この課題は次の試験範囲にもなります。今取ったこの点を、試験の時にどうするか。のんびりして悪い点になるか、気を取り直して良い点を取るか、それはみなさんひとりひとりの心次第です。これから、しっかりやっていきましょう」
やや甘いかな、と思うけど、これで気持ちが通じなかったら、ボクとは縁がないのだろう。今まで、こういうふうにしても意味がわからない、話し合うことができないような子はいなかったのだけれども。
まあ、それぞれの先生のやりようで夏休み課題は集められていくのです。
いずれにせよ、宿題やっていない子は、当分のあいだは神妙にしていたほうがいいよ。
遅刻はなるべくしない。
授業をフケない。
髪型と服装はおとなしめに。
そうすると、何かあった時に「あの子は良いところを持っているんですよ」って職員会議で言ってもらえるから。
成績なり、処分なり、推薦なりの会議でね。
それが「普段からどうもねぇ」なんていう雰囲気の会議になったら、将来が変わるよ。
先生を怒らせたり、見捨てられたりすると、けっこう大変だからね。
それを理解して、これから秋、いろいろやってくださいな。
楽しい楽しい授業開始です。
ウチの中等部は前期後期の二期制なので、朝に全校集会をした後はさっくりと通常授業7時間。
そして各教科で課題の回収をするわけですな。
そうすると「忘れて来た」っていう子が必ずいるわけですよ。
「やったけど、家に置いてきてしまいました」なぁんて、こういう時だけ神妙そうに言うわけです。
そうするとそこは予定調和的に、「じゃあ明日は持って来られるよね?」と聞いて、「はい」と返事をしてもらって終わるわけです。
でも何故ですかね、教員同士が課題の提出状況の意見交換をし合ったりすると、「普段からあまり熱心には勉強に取り組まない男の子」のほとんどが未提出者メンバーで上がってくるんですよね。
まだ課題をやっていないことぐらい、判ってます。
教員全体で、見ないフリをしてあげているだけです。
普段から宿題をやって来ない子が、揃いも揃って「やったけど、家に・・・」なんて同じ理由を言うんだから、おもしろいものです。
ましてせきね(仮名)さんはweb上にも住んでいる教員。夏休みの宿題を最初の日に提出できない子たちがどんなweb日記を書いているか、ものすごく理解してます。
いちおう曲がりなりにも、時には良い子な姿を見かけることもあるから、事情を判りつつも「じゃあ明日持っていらっしゃい」と言うわけです。
「こいつナメてる!」って先生が頭にキて、遅れた事情を忖度しなければ、それなりの対応はあるわけだ。
じゃあ今から家に帰って持っておいで。家までの往復は何分だっけ?
そうか、じゃあ余分のプリントあるからコレをやって帰って。二度目なら余裕だろ。
親に持ってきてもらえ。電話しろ。
ボクの場合はそういうのもかったるいので、今日の授業はいきなり試験。
「勉強していれば合格だし、勉強していなければ不合格。夏休み課題の、判り易い確認方法だよね〜?」
「宿題やったって、覚えてないかもしれないじゃないですか!」
やっぱりボクの想像している外側の反応って、あんまり出てこない。夏休み明けだから、センセとの対話感覚も鈍っているらしい。
「・・・ソレって、やったうちに入らないと思わないか?」
《サイカトグ/Psychatog(OD)》みたいな笑い顔をして、ボクは言うわけだ。
そして点数は名前の順に自己申告。基本的に、何点とったかをひとりひとりが読み上げさせる。
最後の締めで、まじめな顔をして言う。
「どうですか? がんばれた人、そうでなかった人、さまざまです。ちなみに、この課題は次の試験範囲にもなります。今取ったこの点を、試験の時にどうするか。のんびりして悪い点になるか、気を取り直して良い点を取るか、それはみなさんひとりひとりの心次第です。これから、しっかりやっていきましょう」
やや甘いかな、と思うけど、これで気持ちが通じなかったら、ボクとは縁がないのだろう。今まで、こういうふうにしても意味がわからない、話し合うことができないような子はいなかったのだけれども。
まあ、それぞれの先生のやりようで夏休み課題は集められていくのです。
いずれにせよ、宿題やっていない子は、当分のあいだは神妙にしていたほうがいいよ。
遅刻はなるべくしない。
授業をフケない。
髪型と服装はおとなしめに。
そうすると、何かあった時に「あの子は良いところを持っているんですよ」って職員会議で言ってもらえるから。
成績なり、処分なり、推薦なりの会議でね。
それが「普段からどうもねぇ」なんていう雰囲気の会議になったら、将来が変わるよ。
先生を怒らせたり、見捨てられたりすると、けっこう大変だからね。
それを理解して、これから秋、いろいろやってくださいな。
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