休暇は終わりぬ

　後期夏期講座開始。今週は4日間、午前中授業なのです。
　まあ、夏休み終わりのようなものですな。

　朝からものすごく暑くて、8時30分前にクラスを見に行ったら、心なしかみんなぐったりしている様子。

　夏休み中が涼しくて、夏休み明けが暑いんじゃ、何のための夏休みだか判りませぬ（苦笑）

　4限目の特活では、文化祭の準備を進める。やはり事前準備はしておくのかどうかで違ってくるね。まあ順調で。


　高校の夏休みがものすごく生徒を変えてしまうのとはちがって、中学生たちを見ていても、そんなに見た目は変わっていないみたいだからまあ良いかな、と安心してみたり。
　本当はどうだか判らないですけど・・・(^^;;

　だんだんと変わってきてはいるみたいなんだけどね。
　放課後、ヒマそうにしていた男の子たちが、「センセ、センセ、人生話をしよう」って、えろ話を聞きに寄って来るあたりは、やっぱし夏休み中に成長したのかもしれない（笑）

「センセ〜、大人のオモチャってなんですか〜？」
「センセは大人のオモチャを持ってるんですか〜？」
たまたまヒマではなくて相手ができなかったので、「また後でね〜」って去ろうとしたら、こんなこと言って、呼び止めようとしてくるんだよね。
　さっくりと真正面から答えて、「ごめんなさい」と言わせてみようかな、と思ったんだけど、なにせ中1たち、にやにや笑いながら聞きたがっている子から、何にも知らないだろうなぁという子までいろいろいますんで、せきね(仮名)さんとしては、(めずらしく)ちょっとためらいました。
　そこで。

まじめな顔をして聞き返す。
「知りたい？」
「はい！」←こういう時の返事は良い返事なんだよね(笑)
「それは、アレよ、アレ」
もったいをつけて、言う。

「1/60ガンダム」

「・・・・・・」
「知らない？ でっかくてものすごく高いヤツ。知ってるよね？」
「そりゃ、知ってるッスけど・・・」
やんちゃっ子たちの期待を外しておいて、いちばんかわいらしい子に話を振る。
「アレってお子さまがやるプラモデルじゃないじゃん。まさしく大人のオモチャだよね？ だよね？ だよね？」
「たしかに」

　そこで、にこやかさわやかに、せきね(仮名)さんは言うのである。
「みんなも買えるといいね〜大人のオモチャ。んじゃセンセは仕事あるから〜。じゃあね〜」

さて、幾人のぴゅあな男の子が「大人のオモチャっていいよね〜」なぁんて夕飯時に言ってくれちゃうか、センセはとても楽しみなのであります。
　↑ぉぃ(^^;;;